よく聞く耐震構造とは?

たぶん、イチバンよく耳にするのが
「耐震構造」とか「耐震性」というコトバです。
今までコレだけしか知らなかったという方も、多くいらっしゃるでしょうね。

耐震構造は、今まで紹介した免震や制震に比べて、安価でお手軽で一般的です。
ただし、コレまでと同じように「震えに耐える」ということですから
あくまで地震は受けた上で、
その上でどこまで耐えられるかという解釈になりますよね。

ですから、よく言う耐震構造とは、建物の柱やはり、壁などの、
建物を構成する部品を支える部分の構造を、強化したものといえます。

いくら耐震性が高くても、それだけではダメをいうことが明確ですよね。
総合的に見て、どれだけの耐震機能が建物自体に組み込まれて
建築されているかがポイントとなります。

特に大きな建物は、免震構造でまず揺れそのものを軽減した上で、
さらに、制震構造で揺れをできるだけ揺れにくくして、
耐震構造で揺れにしっかり耐えるといった、
三段構えで地震に望むカタチが理想的といえます。

でも、安心してください。
2007年以降の建築基準では高層ビルの耐震性は
かなり高い基準が求められていますがら、
ほとんどの建物が一定の耐震基準を
満たしていると言っても過言ではありません。